4コマ絵本     『犬ですが』
ボクは犬です。
犬ですが、ワンワンとうまくほえることができません。
どうしても、バフッボフッとなってしまうので、ほかの犬にわらわれます。
なのでボクは、ほえないようにしています。
ごしゅじんは「いい犬だ。」と、ほめてくれます。
ある日、みーちゃんに、さんぽにさそわれました。
ひとりで行かせるのもかわいそうなので、
つきあってあげることにしました。
となりの犬はワンワンとほえて、よくしかられています。
でも、ボクがとおるとバカにしたように、はなでわらいます。
いやなヤツです。
あるいていると、むこうから大きな犬がきました。
ワンワンッ!!とつぜんボクたちにほえてきました。
みーちゃんは、あとずさりしてボクをひっぱります。
みーちゃんが、こわがっています。
ボクは、とっっても、あたまにきました。
思わず、のどのおくに、ためにためていたこえをつかって
せいいっぱいさけびました。
ウ゛ゥゥウウッ〜グアッフッ!ボッフッ!!!
大きなこえにビックリしたのか、大きな犬は、
しっぽをまいてにげていきました。
ボクもじぶんの大きなこえにビックリしました。
でも、やっぱりヘンなので、はずかしくなりました。
ボクはその日すごくほめられました。
でも、またしばらくは、ほえません。
こえは、いざというときのために、
ためておいたほうがよいと思うからです。
また、となりの犬がほえています。
『そんなんじゃ、いざというときこまるよ。』と
はなでわらってやりました。


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